適正検査と過去問題

私立の中高一貫校では、学力による入学試験を認めていますが、公立の中高一貫校ではこれを認めていません。学力によって入学の可否を決めるのは、学校教育法で禁止されているのです。義務教育に背く可能性があるからです。その為、公立の中高一貫校では適性検査と作文により入学の可否を判断します。適性検査は基礎的な学力のみならず自身で考える力、表現力を問うような問題になります。

適性検査に関しては過去問を単純に反復学習しているだけでは、突破することができません。例えば、富岡製糸場が世界遺産となった年は、これに関連した問題が多く出題されました。つまり、日ごろからニュースや身の回りの出来事についての幅広い知識と興味を潜在的に持っていませんと、上手く問題を解くことができません。中には適性検査の内容との相性がいい子供がいます。

ただ、過去問題を解くことも大切です。適性検査は全ての学科から総合的に問題が出題される為、学校の学科別のテストだけの勉強をしていては問題を解くことが難しくなるからです。また希望する学校の過去問題を反復学習することで、読む、書く、考える力をつけるのと同時に本番で緊張をせずに問題にあたることができます。